新海監督の作品は最初からだいたい見ているけど、一番好きなのは今大ヒットした「君の名は。」が出る前は、「秒速5センチメートル」だった。

このサイトより。あらすじ
『小学校の卒業と同時に離ればなれになった遠野貴樹と篠原明里。二人だけの間に存在していた特別な想いをよそに、時だけが過ぎていった。そんなある日、大雪の降るなか、ついに貴樹は明里に会いに行く……。

貴樹と明里の再会の日を描いた「桜花抄」、その後の貴樹を別の人物の視点から描いた「コスモナウト」、そして彼らの魂の彷徨(ほうこう)を切り取った表題作「秒速5センチメートル」。3本の連作アニメーション作品。』

美しい映像美とともに、主題歌、山崎まさよし「One more time, One more chance」の合わせわざ、そして物語のせつなさが胸にジンときた。

そんな中、『言の葉の庭』という作品は知っていたのだったのだが見る機会がなかったので、君の名は。を劇場で見たついでに、いまツタヤのレンタルで借りてきた。

上の関連サイトよりあらすじ。
『靴職人を目指す高校生タカオは、雨が降ると公園で靴のスケッチを描いていた。ある日、タカオは謎めいた年上の女性ユキノと出会い、2人は雨の日だけの逢瀬を重ねて心を通わせていく…。新海誠監督が、現代の東京を舞台に描いた恋物語。』

本編46分と短いながらも良い作品でした。あいかわらずの背景の美しさ、雨の描写のうまさ、ふたりの主人公の雨が降る時だけ出会う設定。高校生タカオは学校さぼっているんだなぁと分かるんですが、26歳の女性がなぜ平日にチョコレート食べながらビールを飲んでいるかのミステリアスさに引き込まれました。声を花澤香菜さんが演じていられて、好みの声優なのも良し。女性が仕事さぼっている理由が徐々に明らかにされ驚きと痛みを感じる。ハッとさせられました。なるほどなぁと。

タカオの絵の上手さもひかれたし、靴職人となるかなり困難な道を歩むため、夏休みはアルバイト三昧。好きな道を歩むため苦労してんなーと応援したくなる。声優・入野自由さんも役にピッタリ。

自分は雨が苦手なのですが、劇中では8割方雨の描写で美しかった。雨が第三の主役と書かれるだけはあるわ。激しい雨が一番インパクトあったけど、普段のポツポツとした雨も良い。

また曲の「Rain」作詞・作曲:大江千里 / 編曲:皆川真人 / 歌:秦基博 も作中のイメージとあって素晴らしいものでした。

これはオススメな作品。君の名は。秒速5センチメートルと来て、これも新海監督作品の中で上位に来る作品だと自分は気に入りました。レンタル屋で「君の名は。」大ヒットで新海監督コーナーが出来ているところが多くありそうなので借りやすいと思いますよ。

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小説 君の名は。 (角川文庫) 文庫